阪根正宏さん(HÜTTE オーナー)
「目標を決めてやればできないことはないはず」
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自分が行ってみたいと思えるような
お店をつくりたかったんです。
阪根さんはご夫婦で勝山生まれなんですね。
HÜTTE はどのようなきっかけでオープンしたんですか?
僕も妻も勝山生まれ勝山育ち。
高校卒業後、埼玉県の福祉の学校に行き、福井に戻った後しばらく福祉の仕事をしましたが、
年齢とともにやりたいことは変わっていき、料理の世界へ転身。
県内のホテルで10年間料理経験をつみました。
勝山にはいろんなお店がありますが、小さな子どもがいる世代でも気軽に遊びにいけるようなお店があればと
思っていました。
だから自分たちが行きたくなるようなカフェをつくろう!ということに。
とはいえ、お店づくりは僕たちにとってはじめてのことだったので、親戚や友人などいろんな人に
力を貸していただきました。
予算には限りがありますが、決して妥協はしたくなかった。
自分たちのイメージを伝えながら何度も打ち合わせを重ね、みなさんのおかげでとてもいいお店ができたと
思っています。
HÜTTE はお店も料理もすごくオシャレですが、
どんなこだわりがあるのでしょうか?
一人でふらっと来てもゆったりできるテーブル席があったり、お子様連れでもリラックスできるような
小上がりのある場所をつくったり、店内はどんな人でも思い思いの過ごし方ができるような場所にしています。
料理は基本的に僕、ドリンクやケーキは妻が担当。
SNS映えをねらっているわけではありませんが、出された瞬間思わずワクワクしていただけると嬉しいですね。
「見て楽しい、食べて美味しい」をいつも心がけ、使う器から食材まで一つひとつ納得できるものを選んでいます。
特に地元の野菜はみずみずしく彩り豊かで美味しいので、HÜTTE のメニューには欠かせません。
普段の暮らしのなかで、
勝山の良さを感じるときはありますか?
埼玉に住んでいたときは刺激があって楽しかったですが、勝山の何もないようでゆったりとした時間が過ごせるのも
とても気に入っています。
僕たちは結婚当初から子どもは絶対に勝山で育てたいと思っていて。
保育士の経験がある妻も「勝山は毎日のように自然にふれあえる環境がすごくいい」と言っていますね。
同居している親も含め、3世代であたたかい雰囲気のなか子育てができるのは地元ならではの良さだと
思っています。
勝山の若者に伝えたいことはありますか?
未来のことはどうなるかわからないですが、「何歳でこれをしよう!」と目標を決めることは大切だなと思います。
僕も35歳くらいまでにお店を開こうと決めていましたが、そうでなければ、きっとお金がないからとか
技術が伴わないからとか、理由をつくってズルズルと叶えられないままだったと思うんです。
若い人は可能性だらけ、目標を決めてやればできないことはないはず。
僕たちもまだまだやりたいことはたくさんあるので、一つひとつ叶えていきながら勝山の暮らしを
楽しみたいと思っています。
Profile:阪根正宏 HÜTTE オーナー
勝山市出身。高校卒業後、埼玉県で2年間、福祉の学校に通う。
福井に戻り、しばらく福祉の仕事を続けた後、料理の世界に転身。
2017年4月、勝山出身の奥さんとともに勝山市内にカフェ・レストラン「HÜTTE」をオープンした。
彩豊かで身体にいいメニューの数々は若い世代をはじめ県内外の多くの人から人気が高い。
Information:HÜTTE
福井県勝山市郡町2-40
0779-64-4264
instagramはこちら
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