特別展「大津絵の美」展開催中~8月23日(火)まで【勝山城博物館開館30周年記念】

2022年6月5日(日)から8月23日(火)まで
勝山城博物館開館30周年を記念した特別展「大津絵の美」が開催されております。

東海道の宿場町「大津宿」で仏画などを描いた土産品として広まった大津絵。
貴重な作品37点が勝山城博物館4階企画展示室にて展示中です。

北陸初公開となる大津絵の展覧会ですので、ぜひ勝山城博物館までお越しください。

概要

勝山城博物館4階企画展示室 開館30周年を記念する本展では、東海道大津宿の追分や大谷で描かれていた民画である大津絵を紹介する展覧会を開催します。
大津絵は、庶民の日々の礼拝に供するものとして描かれた安価な仏画にはじまり、街道を行き交う旅人の手頃な土産物として全国に広まりましたが、安価な実用品として扱われたため、現在残されている数は多くありません。

本展では、北陸初公開の貴重な初期大津絵を含む作品37点を展覧いたします。
江戸時代の「大津絵の美」の世界をお楽しみください。

大津絵とは

江戸時代初期より、東海道大津宿周辺で描かれるようになり、当時の旅人に土産品として人気でした。
当初は仏画などを描いていましたが、時代が進むと人物画や美人画、風刺のきいた絵が描かれるようになりました。
庶民の気持ちを反映させた風刺画や教訓が込められたものまで様々なものが描かれました。

見どころ

大津絵は庶民が日常的に礼拝されていたので全国に広まりましたが、実用品として扱われていたため、現在まで残されているのは多くありません。
北陸初公開の37点の作品をお楽しみください。

★僧侶の服装をした鬼が描かれた「鬼の念仏」
★商売繫盛の意が込められた「鷹匠」
★魯山人の館で保管されていた大津絵2点

限定グッズも販売中

★大津絵展限定御城印 (1枚300円)

★解説図録 1800円
★大津絵絵はがき 1枚110円
すべて税込み価格

詳細

期間 2022年6月5日(日)~8月23日(火)
開館 9時30分~16時30分(最終入館16時)
休館 毎週水曜日
料金 大人1000円 小中高生500円
※特別展期間中は上記入館料に変更になります

記念講演会のお知らせ

江戸時代の土産絵 大津絵の魅力
講師 森谷美保 氏
日時 7月10日(日) 13時30分~
予約制のためお電話にて申し込みをお願いいたします。(先着30名)
TEL 0779-88-6200