冬の奥越に春を呼ぶ奇祭「勝山左義長まつり」が
2025年2月22日(土)23日(日)の2日間開催されます。
勝山左義長とは
勝山市の「左義長」は小笠原公入部以来300年以上の歴史を誇っており、毎年小正月の行事として、旧暦の1月14日に行なわれていました。
現在は、観光客や祭り主催者の利便を考慮して、2月の最終土曜日、日曜日に開催しています。
勝山市街地の各町内に12基の櫓を建て、その上で赤い長襦袢姿の大人たちが子供を交え、独特のおどけ仕草で三味線、笛、鉦による軽快なテンポの囃子にのって浮かれます。この様は全国で「勝山左義長」だけの特徴であり、人々はこれを奇祭と呼んでいます。
日曜日の夕方になると、各町内の御神体が弁天桜で有名な弁天河原に運び込まれ、「どんど焼き」の準備が進みます。
午後7時30分、神明神社で採火した御神火が各区の松明によって、弁天河原のどんど焼き会場に運ばれ8時の狼煙を合図に一斉に点火され、冬空美しく雪に映えて燃え盛る炎の競演とともに祭りのフィナーレを迎えます。
この「どんど焼き」で神を送り、五穀豊穣と鎮火を祈願しながら2日間にわたる火祭りの行事が全て終了します。
「勝山左義長まつり」は、奥越地方に春を呼ぶ祭りと言われ、これを境に勝山に春の足音が聞こえてきます。
(外部リンク)奇祭「勝山左義長」と勝山市文化財
【スケジュール】
2月22日(土)
9:15~ 各区神事祈願
12:40~ 開会式
13:00~ 一番太鼓
一番太鼓終了後各櫓開始
13:30~ 作り物・行燈コンクール
2月23日(日)
10:00~ 子どもばやしコンクール
20:00~ どんど焼き点火
勝山左義長ばやし
一番太鼓の後、12地区の櫓で明るいはやし唄に合わせた浮き太鼓が演じられ、街中がおはやしの音に包まれます。
※休憩時間については上記のスケジュールをご確認ください。
作り物展示
生活用具を利用したアイデア作品が展示されます。またその作品説明を詩歌に託して詠んだ「書き流し」との妙が面白い。
絵行燈
江戸時代に庶民の気持ちを川柳や狂歌にし、絵行燈として掲げたのが始まり。毎年世相を風刺した区民の願望などが描かれています。
スタンプラリー
左義長グッズが当たるスタンプラリーが行われます。
22日(土)13:00~18:00(受付〆切)
23日(日)9:00~18:00(受付〆切)
勝山郵便局前の本部テント、沢区櫓、芳野区櫓、立川区櫓、まちなか休憩所においてスタンプラリー台紙を販売を1部100円で販売します。
景品交換は両日19:00まで。
勝山郵便局前の本部テントにて行います。
御神火送り
19:45 神明神社で採火した御神火をどんど焼き会場へ送ります。
打ち手集合
上長渕区の櫓に打ち手が集合!
勝山左義長ばやし保存会による演技が行われます。
多種多様な浮き太鼓をお楽しみください。
22日(土)23日(日)ともに15:00~16:00
出店者一覧
各地区、団体による飲食コーナーが並びます
※詳細は後日更新します。
シャトルバス
勝山駅と会場を無料シャトルバスが運行します。
電車の合わせて30分間隔で運行します。
22日(土)12:24~17:54
23日(日)10:24~17:54
【正月飾りの受付について】
受付時間
22日(土) 13:00~18:00
23日(日) 9:00~15:00
※受付時間以外の放置物は不法投棄物として扱います。
※正月飾りは各駐車場に停車いただき、徒歩にて本部(郵便局前)のご神体までお納めください。
【駐車場について】
主要な無料駐車場
勝山市役所/教育会館/ジオアリーナ/市営体育館跡地/奥越特別支援学校(日曜日のみ)
※弁天緑地は駐車できません
【ご来場にあたっての注意点】
●櫓付近での鑑賞にあたっては、櫓関係者の指示に従い、脚立などをたてて往来を妨げないようにしてください。むやみに櫓に近づいたり、演者への声掛けなどはやめてください。
●どんど焼きのための正月飾りをお持ちになる際には、あらかじめビニール類、プラスチック類、生もの、金物などを外してください。(外されていないものはお預かりできません)
●人形、門松などは、どんど焼きで燃やすことはできません。
【その他】
昨年度までは新型コロナウイルス安全対策のため規模を縮小して開催しましたが、
今年度は従来通りの「勝山左義長まつり」を目指して開催します。
まつり会場でのドローン撮影は禁止となります。
まつり当日迷子等緊急時連絡先(左義長まつり本部)
Tel:0779-88-8114
または勝山郵便局前の本部テントのスタッフにお声がけください。
主催:勝山左義長まつり実行委員会
問い合わせ先
事務局:勝山市 未来創造課 社会教育・文化活動係
TEL:0779-88-8114
Mail:mirai@city.katsuyama.lg.jp